[00:00.000] 作词 : June FAXxxxxx[00:01.000] 作曲 : June FAXxxxxx[00:35.073]かくいう君が、告白をする様に[00:44.431]団地の広場で息を吸い込んだ。[00:51.811]百年の数秒が過ぎたその後で、[01:01.179]困った顔で笑うのでした。[01:08.849]『スーパーマーケットへ行きましょう。[01:16.225]足りないものを揃えるために。[01:24.732]私達は明日も生きるのでしょう?[01:33.225]例えば社会の亡霊でもね』[01:41.720]答えを合わせる様に、[01:45.409]互いの目のその奥を覗き込んで[01:50.795]よく似た顔を寄せる。そんな風に[01:55.905]また午後は過ぎた。[01:59.308]観覧車は一番高くなって、[02:03.839]僕は漸く気がついた。[02:07.524]「きっと、とても離れているのだね。[02:12.907]あの海は、きっと。」[02:33.811]句読点の多い会話だった。[02:40.033]僕らには理解できないままだった。[02:50.239]語らない部分の柔らかさも、[02:56.751]ベースボールのルールでさえもね。[03:06.676]終わりの合図が来れば、[03:10.079]君は『さようなら』すら言わないままに[03:15.460](大抵の別れがそうである様に)[03:20.856]消えてしまった。[04:14.100]答えを合わせる様に、[04:17.882]よく似たふたりは顔を見合わせた。[04:23.276]けれど、どう比べてもあなたの方がずうっと素敵だった。[04:31.809]観覧車は一番高くなって、[04:36.072]今更になって気がついた。[04:40.042]「僕ら、とても離れているのだね。[04:45.442]今にも触れそうでも、あの海と同じ」[04:53.104]今にも触れそうだ。