世界終末、電灯には騒音、粼の向こうから静寂と断末魔、水面に22センチの靴、天秤座は11位、手折れた俺にはスノードロップ。 (feat. ナースロボ_タイプT) - Aliey:S/ナースロボ_タイプT.mp3

世界終末、電灯には騒音、粼の向こうから静寂と断末魔、水面に22センチの靴、天秤座は11位、手折れた俺にはスノードロップ。 (feat. ナースロボ_タイプT) - Aliey:S/ナースロボ_タイプT.mp3
世界終末、電灯には騒音、粼の向こうから静寂と断末魔、水面に22センチの靴、天秤座は11位、手折れた俺にはスノードロップ。 (feat. ナースロボ_タイプT) - Aliey:S/ナースロボ_タイプT
[00:00.00] 作词 : Aliey:S [...
[00:00.00] 作词 : Aliey:S
[00:01.00] 作曲 : Aliey:S
[00:30:36]救いのない、11位の朝
[00:33:59]君がいなくなった、8月の終わりのこと
[00:37:30]切れかけの電灯と、捨て猫の鳴き声
[00:39:64]僕が捨てた記憶
[00:40:97]擦りむいた膝の痛みが
[00:42:28]どうでもよくなるくらい
[00:43:61]息の苦しさに溺れていた
[00:45:28]”昔昔、あれは20XX年、8月末のこと。
[00:48:14]17番の部屋から響く悲鳴は、
[00:49:83]誰かの歌声で掻き消された。
[00:51:45]鳴りやまない不通音、
[00:52:71]流れ着いた靴、
[00:53:63]心のない音で紡ぐ人間賛歌。
[00:55:53]音楽が何もかもを救ってくれるなんて幻想にまだ、
[00:58:67]縋り付いている。”
[00:59:32]世界はまだ嘘つきばかりで
[01:01:18]僕達は許しを請いている
[01:02:99]かつてあの日丘に咲いていた
[01:04:87]花の色も思い出せぬまま
[01:06:82]もし僕だけが君の隙間を
[01:08:56]埋められる器であったなら!
[01:10:42]あの時願った言葉こそが
[01:12:18]正しかったのかもしれないね。
[01:14:94]”あの日からずっと吐き気がする。
[01:16:67]私はずっと沈み続けていて、
[01:18:42]水面の向こうから今も笑い声がする。
[01:20:89]喉元まで出かかっている毒が零れてしまわぬように、
[01:24:10]口元を抑え続けて。
[01:25:55]そんなことをしなくたってこの海はすっかり汚れているのに。”
[01:29:29]救いのない、11位の朝
[01:32:65]頭の後ろにへばりついたままの呪い
[01:36:22]叶わない、ないはずだった願い
[01:38:34]”君と違う身体なら”
[01:39:99]粼の向こうからあの子の断末魔
[01:42:36]「良かれと思って救ってあげたのに!」
[01:44:37]“未来は今も腐り落ちていくのに
[01:46:32]過去ばかりが美しく化わっていく。
[01:48:22]傷ついているときに限って、
[01:49:65]傷つこうとしてしまうのだって。
[01:51:39]最早ルーツも思い出せない記憶に、
[01:53:26]不純物をかき混ぜ酒に変えて酔う私たちは、
[01:55:64]心のない彼らと一体何が違うというのだろう?”
[01:58:43]世界には涙が満ちていて
[02:00:26]僕達は息を分け合っている
[02:02:04]一秒ごとに進む時計の
[02:03:90]結末を見ることもないまま
[02:05:86]もしもこの心がもう少し
[02:07:60]正直でいられ続けてたら
[02:09:48]あの時笑っていた意味すら
[02:11:26]知らなかったのかもしれないね。
[02:13:65]”傷口にかさぶたが全然できなくて、
[02:15:86]しょうがないからおひさまの絵を描いてみたの。
[02:18:01]すぐに波に攫われちゃって、
[02:19:33]私は海を眺めるだけの人になってしまった。
[02:21:83]救われたいと口遊みながら、
[02:23:28]ただオリジナルの地獄であれと願い、
[02:25:09]そしてそれが癒えない傷になりませんようにと、
[02:27:38]怯えている。”
[02:28:10]世界はなんにも変わらなくて
[02:29:76]僕達は手を握り続けてる
[02:31:65]はじまりのことも思い出せない
[02:33:41]手負いの命を抱えたまま
[02:35:33]「もしもこの心がもう少し、
[02:37:14]君のことを許せてたのなら」
[02:39:04]あの時に泣いていた僕達は
[02:40:69]幸せだったのかもしれないね。
[02:43:60]”結局彼女は最後まで、
[02:44:91]私の言葉を一度も否定しなかったのだ。
[02:46:89]その末に私が酷く苦しむことになるだろうと、
[02:49:43]わかっていたのか、もうわからない。
[02:51:60]音楽が何もかもを救ってくれるなんて幻想だ。
[02:54:21]だってあの日、
[02:55:01]あの時
[02:55:67]紛れもなく
[02:56:39]音楽こそが
[02:57:03]彼女を
[02:57:51]■■■■■。”
[02:58:25]世界の呼吸は止まっていて
[03:00:26]僕達は嘘に縋っている
[03:02:13]あの日口にした子守歌の
[03:03:95]結末みたいに落ちていくまま
[03:05:84]「もしもこの心があと少し、
[03:07:55]誰かを愛し続けられたら」
[03:09:52]あの日終わる世界のことなど、
[03:11:26]知らなかったのかもしれないね。
[03:13:17]「もしもこの心がまだ少しでも
[03:15:20]世界に期待できたなら、」
[03:16:80]あの時笑っていた彼女は
[03:18:67]死ななかったのかもしれないね。
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