ヒカリ - 佐藤ひろ美.mp3
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[00:00.000] 作词 : 山田おろち[00:01.000] 作曲 : YET11[00:02.000] 编曲 : YET11[00:29.249]きのう見た夢 あしたの日記に書いて[00:35.807]わたしサカサマ 罪と罰も罰と罪[00:41.628]ルララ……素敵でしょ?[00:48.593]たしかなきのう 崩れ 流れ 糸を引き[00:54.993]とろけたあすも ほらね グズズ崩れ落ちる[01:01.018]ルラ……踊りましょ?[01:06.688]きばの無いけもの くらいそらのした[01:13.112]裁きを祈れ[01:16.576]いま こそ ヒカリヨ アレカシ[01:22.718]けど それは なにも照らせない[01:29.284]無意味な ニセモノのひかりで[01:35.683]ひざまづき 泣いて 血を吐くの オネガイ[01:45.361]赦してよ……[02:08.466]ふるえるノドを 締めて優しくころして。[02:14.920]錆びたハサミで おなか開いてさがして。[02:20.987]こたえ……見つかった?[02:27.674]カラの水槽 つもった 時間の塵に[02:34.201]なにを埋めよう たとえば わたしなんかどう……?[02:41.252]ほら にあうでしょ?[02:45.936]羽の無い猫よ くらいそらのなか[02:52.315]すべてを裁け[02:55.692]きら めく 眼で わたしを焼け[03:02.178]けど それは なにも裁けない[03:08.576]無邪気な イツワリのひかりで[03:14.974]星か月 割れた電球 ガラスだま[03:24.481]助けてよ……[03:49.070]もちろん、これはたとえばなしです。[03:51.619]たとえばむかし、あるところにお城がありました。[03:54.809]なに不自由なく育ったお姫様は幸せであることに飽き、[03:59.006]実験と称しては塔の上から袋詰めの猫を落とし、[04:02.266]その自由落下のなかに生命の意味を見出していたのでした。[04:06.593]もちろん、これはたとえばなしです。[04:09.467]けれども[04:10.271]落とせば落とすほど[04:11.170]お姫様はわからなくなってしまったのです。[04:14.296]「人生って、わからないなあ!」[04:16.600]お姫様は家来に命じて、自分と似た年恰好の12人の娘をさらい、[04:21.862]自分と同じ服を着せ、自分と同じ化粧をさせ、窓からおとしました。[04:26.415]12人目を落とし終えたあと、お姫様は[04:29.326]「人生って、わからないなあ!」[04:30.656]と言いました。[04:31.981]そしてお姫様は一生幸せに暮らしましたとさ。[04:35.941]もちろん、これはたとえばなしです。[04:38.473]けれどもたとえばそれが人生というものなら、[04:42.192]私は……私は……私は……[04:46.305]塔から落ちた12人の娘みたいに地面に深く埋まって、[04:50.156]化石みたいにきれいな宝石になりたい。
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