紅簪 - かめりあ/ななひら.mp3
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[00:00.00] 作词 : かめりあ[00:01.00] 作曲 : かめりあ[00:07:70](逢瀨は幻 聲は泡沫[00:11:28]褪せぬ痛みは 誰を待つ)[00:15:02](噓と唱へて 掩[おお]はぬ目蓋[00:18:64]緋の影 薄らぎもせず)[00:22:09]霧の参道 椛[もみじ]踏み敷き[00:25:60]灯籠の縁 暈[ぼか]す[00:29:22]幾年[いくとせ]前の夜 助けた白い狐[00:33:24]耳に紅簪[00:35:31]金の瞳に 名を呼ばれて[00:38:91]胸の裡[うら] 綻ばせる[00:42:48]「また逢えましたね」とまた云ふ笑みは[00:47:27]幽[かす]か寥[さび]し[00:49:79]其の由[よし]は承[う]けながらも[00:53:67]風に忘れたくて[01:04:28]恰[あたか]も暮れない陽の紅々[べにくれない][01:07:88]緋[あか]の影が 僕から離れない[01:11:25]尾を弌つ消した 代償に 生き存[ながら]える[01:15:62](存える 存える 存える 存える うゝ)[01:18:80]君に逢う每[ごと] 「来るな」と告げども[01:22:38]救ひの手を抻[のば]す 皓[しろ]い尾の獸[01:25:99]靜[しづ]かに留[とど]む 簪 紅く燃えゐたり[01:37:50](呻きも呑まれて 息は絶え[01:41:02]途切れた謡[うた]よ 月が抱く)[01:44:64](影は代わりに 穢れを背負い[01:48:27]誰が許[もと]へ馳せ駆ける)[01:51:65]屾[やま]を下[くだ]れど 残像を観る[01:55:18]慈しむ守り神[01:58:95]熄[や]みかけた火を 熾しては去る[02:02:41]「化かされている様だ」[02:05:03]浮丗[うきよ]は鐵[てつ]より 冷たく斬り裂いて[02:09:08]此の身 誰かが屠[ほふ]る[02:12:21]けれど 驅け寄った 雪が纏い[02:16:30]幾度も 尾で庇う[02:19:46]玖[ここの]つの神威[かむい]よ 削がれ往く程に[02:26:05]月も缺[か]ける[02:33:98]脆く孅[かよわ]い 珠[たま]に紅[02:37:54]恩返しの爲 すべて 擲[なげう]つのかい[02:40:97]其の声は凪げど 頬に雨粒 零れ落つ[02:48:52]「どうせあの日に 果てていた命です」[02:52:39]簪を渡し 君は物も言わぬ[02:56:02]狐に還る[02:59:33]僕は 嗚呼[03:02:97]軈[やが]て儚い 侭[つ]きゆく紅[03:06:51]殘り尾ひとひら 綫香花火[03:09:89]凍える奈落から もう一度だけ繼[つ]ぎ留[とど]む[03:14:24](繼ぎ留む 繼ぎ留む 繼ぎ留む 繼ぎ留む うゝ)[03:17:45]「どうか未だ逝かないで」「どうか未だ逝かないで」と[03:21:41]聲を枯らして号[さけ]べど もう屆かない[03:25:77]嗚呼 もう弌つ重ねた齡[よわい][03:29:24]濡らした袖の内に 言の葉ひとつ[03:32:43]寒き掌に 簪 紅だけぽつり[03:37:90](逢瀨は幻 聲は泡沫[03:41:44]褪せぬ痛みは 誰を待つ)[03:45:05](噓と唱へて 掩[おお]はぬ目蓋[03:48:73]緋の影 薄らぎもせず)
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